どうも!ニーコロです!
今回はよしもとで最底辺の売れない芸人だった僕がなぜお笑いを辞めたかについて書いていきたいと思います!
誰しも最初は売れるつもりでお笑いの門をたたき芸人になるのですが、芸歴を重ねるごとにどんどん僕含め辞めていく人が出てきます。
しかも恐らく9割が辞めたくて辞めてるわけではないと思います。本当なら売れたいはずです。
理由は人それぞれあると思いますが、今回は僕がなぜお笑い芸人を辞める事を選んだのかについて書いていきたいと思います!
最底辺の売れないよしもと芸人の俺がお笑いを辞めた理由
僕はNSC含めると約4年ほど大阪よしもとで活動していたのですが、辞める時は僕自身とても悩んで考えました。そして結果的に辞めるという選択肢を選び今に至ります。
理由としては以下のようになります↓
芸人として売れる未来が全く見えなかったから
芸人として売れる未来が全く見えませんでした。
僕は大阪よしもとの最底辺芸人がでるUP TO YOUでは約3年ずっと最下位で毎回ライブではゲロ滑り、コンビ組みたいと思いいろんな人に声をかけるもコンビも組めず….そんな日々がずっと続きました。
芸人を辞める人は僕含め「もう売れないや….」と思って辞めます。
芸歴を重ね、結果が出ないごとにNSC入学時に抱いた大いなる野望がどんどん小さくなってしまいます。
売れる未来が少しでも見えるのであれば誰も自分から辞めたりしませんし、可能であれば皆続けたいです。僕自身も結果が少し出て売れる未来がほんの少しでも見えていたら辞めていませんでした。
お笑いがわからなくなり、楽しくない。
あまりにも結果がでないとお笑いの事がわからなくなってきます。何が面白くて、何がつまらないのか….。
毎回ライブでは自分が面白いと思って作ったネタ、考えに考え抜いて作ったネタ、誰もやってない新しいネタ、絶対みんなこれで爆笑するだろうというネタを披露するわけです。
でも毎回ゲロ滑りです。
なのでまた家に帰り、再度考え直し何度も何度も作り直します。そしてライブでまだ渾身のネタを披露するのですが、もちろんゲロ滑りです。
一方そんなに面白いと思わない芸人がウケている現実…..。
さらにはこれだけ滑ると好きでやっているのにも関わらず、お笑いが一切楽しくなくなります。むしろ苦痛になってきます。
お笑いってなんやねん…。ネタってどうやって作るの….?わけわかん。楽しくない。
↑こんな考えになります
自分の中でお笑いを全てやりきった。
自分の中でお笑いをすべてやり切りました。
あくまで自分基準ですが、僕の中ではやれることはすべてやったつもりです。
NSC卒業間近に相方が飛んでピンになった僕は、そこからコンビ探しを始め気になる人にかなりの人数に声を掛けます。ですが結局実りませんでした….。
ピンなので、いろんな可能性を見つける為にいろんなネタにも挑戦しました。フリップ、リズム芸、キャラネタ、漫談、ブラックコント、コント、ものまね、下ネタ….。
ありとあらゆるネタをやったのですが、相変わらずゲロ滑りで何のネタをすればいいのかすらわからなくなり、あれだけ色んな人にコンビ組むために声をかけましたが、ついには組みたいと思う人もいなくなりました。
もうどうすればええの?全部やったけど….。となります。
お笑い以外でやりたいこと出来た
お笑いで結果が出ない反面、他にやりたい事が出てきました。
お笑いで結果が出ないと必然的に他の事を考えるようになります。
僕の場合はもともと興味があったことがあり、段々とそっちの方に興味が出てくるようになりました。
このまま売れる未来が一切見えない最底辺のお笑い芸人を30,40歳まで続けるか?
それとも
いいタイミングでスパッと辞めて新しいことに挑戦するか?
僕の場合断然後者でした。30、40歳で新たなスタートは難しいと思い、まだ若いうちに早く新しいことに挑戦したいと思うようになりました。
そしてお笑い芸人をといっても最底辺で、芸人って言えるほどの活動も出来ておらず実質バイト三昧のフリータじゃね….?と自問自答するようになりました。
まとめ
以上が最底辺のよしもと芸人だった僕がお笑いを辞めた理由です。
結果が全く出ていないにもかかわらず辞める時は非常に勇気がいりました。ですが今となっては全く後悔していないですし、いいタイミングですぱっと辞めれたかなと思っております。
ただ辞める、辞めないに正解はないので、自分が後悔しない選択をするのが一番です。
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