どうも!ニーコロです!
今回は毎年行われるNSC東西ネタ合戦で東京に殴り込みに行くもとにかく地獄で最悪だった話です!
(前回の記事をまだ読まれていない方はこちらからどうぞ↑)
地獄のNSC東西ネタ合戦・東京の陣で東京に殴り込みに行く大阪勢
時は12月。世間で言うと完全クリスマスシーズン。しかし我々はNSC生。クリスマスだろうが一切お笑いには関係ない。
ただサンタから笑いという才能をプレゼントされたらいいのになとリアリティのない妄想をする僕。
しかし現実はサンタから笑いの才能をプレゼントされることなんてない。
実際、10月から始まった選抜クラスには相変わらず入れないでいる僕たち。一応入替はあるとのことだがずっと固定メンバーで新しいコンビを選抜入れる気ないんちゃうかとさえ思ったりもする。
そんな中、NSC東西ネタ合戦のオーディションが開催されることになった。
東西ネタ合戦とは簡単に言うと毎年、東京NSCと大阪NSCどっちが面白いかを決めるイベントである。
ちなみに東京の陣、大阪の陣といって、お互いアウェイ&ホームで有利不利にならないように東京と大阪両方で開催される。
言ってしまえば東京と対決する大阪の選ばれしメンバー。だからなんとしてでもそのメンバーに入りたかった。
ちなみに大阪の陣・東京の陣と2つあるので、両方選ばれるコンビもいれば、片方しか選ばれないコンビもいる。
オーディションの選考方法はNSCの社員の前と作家の前でネタ見せ。社員曰く勝てるネタかどうかで判断するというとのこと。
そして僕らはこのネタなら絶対受かるであろうというコントを持っていたので、そのコントをオーディションにぶつけた。
結果 東京の陣のメンバーに受かっていた。
大阪の代表で東京に乗り込んで戦えるということがとにかくうれしくて気合が入りまくる僕。
しかしこの東京の陣で地獄が繰り広げられるとはこの時はまだ想像もしていなかった…..。
東西ネタ合戦・東京の陣当日
僕は早朝に指定された大阪・なんばの集合場所に向かって歩いていた。
この日はバスで約8時間、大阪NSCの同期と社員一人で長旅を共にすることになる。
だからこそ僕はその8時間を満喫するために、本を持ってきたり、色んな動画を見ようと楽しみにしていた。もともと旅行が好きなタイプなので、今回の長旅は窓から見える風景など、割と楽しみにしていた。
集合場所につくと既にそれらしき同期が何人かいるので、僕も挨拶をかわし、バスに乗車する。
相方も既に車内にいたが、同じ席に座ることはなく、お互い別々の席に座ることになった。
この頃にもなると、既に相方とはあまり喋らなくなっていた。仲が悪いわけでもないが、特に話すこともないのでだんだんと必要最低限以外のことは話さなくなっていた。
そしてバスに全メンバーが集結し、ついに東京へ向かうことになる。
今回のメンバーは選抜に入ってるようなバチバチの1軍メインと僕らのような選抜には入れなかったけど、毎回ライブに選ばれてそこそこ結果出している2軍が数組。
すると1軍メンバーのコンビの片割れ2人が急にマイクを持って車内を仕切りだす。
仕切り同期「はいはい始まりましたよ。大阪の陣で負けてるから今回は負けらへんからな!!」
僕としてはとにかく読書をするつもりだったので、持参した本を読んでいる。
仕切り同期「ちょっとちょっと!みなさん○○が本読んでます!!本なんか読んじゃダメですよ!!」
嫌な予感がした….。まさか、いやひょっとして、今回の長旅ってまさかの自由時間なし!?バス車内でもお笑いやらなあかんパターン!?
仕切り同期「いやー○○の事そんな僕ら知らないからねー。というわけで皆さん本を読んでる○○を今からどんどん笑わせていきましょう!」
やめてくれ…..。俺にかまわないでくれ…..。昔からスイッチが入っていない状態で注目されるのは苦手だ。学生時代も先生に当てられるのがとても嫌だったのを記憶している。
そんな僕の気持ちとは裏腹に、僕のことを必死に笑わせようとする同期達。
やめてくれほんまに….。みんながおもろいのはわかってるから….。そんな求めてるリアクションスイッチオフ状態では出来へん….。
そんな感じで地獄のバスツアーが始まった。
バス内ではずっとお笑い。ずっとお笑い。ほんまにずっとお笑い。
皆の前でおもろい歌を1人ずつ歌う、即興コント始まる、ようわからんノリ始まるなどなど。
地獄や……………
ほんまに後悔した。こんな思いするくらいなら、東京の陣なんか来なければよかったと….。
お昼ごろになり高速道路のサービスエリアで休憩することになった。皆それぞれ仲いい同期と飯を食べたりする中、僕は仲いい同期が誰一人いない…..。
ベンチで1人途方に暮れる僕。俺は一体何しとんねん。どこまで社交性ないねん。
そして昼休憩も終わり、また地獄のお笑いがバス車内で始まり…..、ついに東京に到着した。
やっとや….。やっとこの苦しみから解放されると思うと一気に気持ちが楽になった。
本番はここからだが既に体力的にも精神的にも疲れている僕。同じようにそういうのが苦手な他の同期も同じようなぐったりした顔をしていた。
でももうすぐ東京NSCとの戦いが始まるから、ちゃんと切り替えなければいけない。
僕らのバスは東京の陣のライブ会場についた。
バス車内はバス車内。ライブはライブ。さあ切り替えていこうぜ。
続く!!
コメント
面白いです!(笑)
ありがとうございます!続きもよろしくお願いいたします!