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【第25話】地獄UP TO YOUへ導く死の階段…。過酷環境でライブエントリー!!

俺の芸人物語
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どうも!ニーコロです!

 

今回はついに地獄ライブUP TO YOUへ出演するためのエントリ―を漫才劇場にしに行く話です!

(前回のお話をまだ読んでない方はこちらからどうぞ↓)

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地獄UP TO YOUへ導く死の階段…。過酷環境でライブエントリー!!

大きな不安、悩みがあるとそれが解決するまでそのことに支配されてしまう。

 

 

バイト先の可愛い子とデートしてるときも、口癖が「マジで卍!」というパリピHIPHOPギャルと合コンをしても、常にもうすぐUP TO YOUというこの世の地獄が始まる不安、恐怖に対して頭がいっぱいだった。

 

本来楽しめるはずの事をUP TO YOUというプレッシャーのせいで完全に楽しむことが出来なかった。そのせいかデートと合コンは見事に失敗。

 

デートに関していえば完全に失敗し、後日バイト先で気まずくなった。

 

そんなことはどうでもいい……。今は女の子以上に初UP TO YOUをどうやって乗り切るか?果たして俺は耐えることが出来るのか?そっちの方が大事だ。

 

というのももうすでに4月。UP TO YOU自体は5月から始まるが、UP TO YOUというのはエントリーをしないと出演出来ないルールがあって、漫才劇場で朝からエントリーがあり、そのエントリーの日が近づいていた。

 


ついにエントリー当日。

 

今日はUP TO YOUのエントリー日。あっという間にこの日がやってきた。本当はマジで行きたくない。

そもそもNSCを卒業してから、いや相方と解散してからそもそもミナミ方面に行くこともなかったし、同期にすら1月以上も会ってないし、ましてや先輩らもエントリーに来るし、出発前から憂鬱で発狂しそうだ。

 

行きたくない行きたくないと言っても、決して強制でもないし、行かなくてもクビにもならないし、罰金にもならんし、怒られるわけでもない。つまりは完全にエントリーするしないは自由。

 

でもこれからお笑いでやっていくのにピンでライブに出たくないというしょうもない理由で、逃げるのだけは嫌やった。だからこそ何が何でも相方出来るまではピンで頑張らなきゃと自分なりの意地があった。

 

そして久しぶりの難波に到着する。いつも通りNSC付近の王将前に自転車を止める。

 

ハア……。

 

既にこれからエントリーに向かうであろう同期達が、商店街のアーケードを歩いている。

 

俺も仲のいい同期がいれば…..。もう少し気が楽だったのかもしれない。養成所時代とにかく尖りすぎて同期とかなり距離を取っていたため、喋れる同期がほぼほぼいなかった。

 

そしてパチンコ屋、金龍ラーメンを通るとグランド花月の前に漫才劇場がある。すでに同期含めおびただしい数の芸人が劇場前にいる。

 

新学期が始まる学校のように、皆久しぶりの再会に話を弾ませていた。そしてNSC在学中目立っていた同期は、既に先輩とずっと喋っていた。

 

帰りたい……。

 

ポツンと1人たたずむ俺。とりあえず居心地が悪すぎる。

 

そしてよしもと社員が名もなき大量の芸人を漫才劇場の裏口に誘導して、そこからエントリーの為に僕らは長者の列を階段で並ぶことになる。

 

死の階段を上ると地獄ライブUP TO YOUに出演することが決まるにもかかわらず、自ら志願する僕ら変態達。なぜ自ら地獄に飛び込むのか?

 

それは地獄から抜け出すため。地獄から抜け出すために地獄へ飛び込んで行く。

 


つまり漫才劇場に所属するには、この地獄から抜け出さないといけない。

 

 

階段に座る僕ら底辺芸人。ある者は同期で喋り、ある者はスマホゲームをしていたり、ある者は先輩や後輩と荷物だけおいてどっか外で時間潰していたり。

 

僕みたいなやつはとにかくボケーっと時間が過ぎるのを待つしかなかった。こんなのが漫才劇場に所属するまで永遠に続くのだとしたらほんまに発狂ものだ。改めて今の僕らの位置は底辺なんだと再認識した。

 

しかもコンビなら片方のどちらかがエントリーに行けばいいわけで、役割分担すればいいと思うけど、俺の場合ピンだからコンビ組むまでは一生毎回エントリーに行かないといけない。めんとくざすぎる…。

 

ちなみにbaseよしもと時代(ブラマヨ、キングコングとかその辺)は1日前くらいに行って、一晩階段で過ごさないといけなかったらしい。それと比べたら1時間ちょっとは全然マシやけどさ…。

 

そして並んでいると前からエントリー用紙が配られ、そこに芸名やら漫才、コントやらを記入し漫才劇場の5階でお金を払ってエントリー完了するらしい。

 

でも僕らがいる階はまだ2階。まだまだ時間がかかりそうだ….。

 

一方、誰よりも早くエントリーに来てエントリーを済ませた人たちがどんどん5階から降りてくる。

 

上から降りてくる芸人たち「お疲れ様です。お疲れ様です。お疲れ様です。」

 

 

うわっ。これ自分が下りる時嫌やな。なんかめっちゃ並んでる奴に見られるやん。

 

 

降りてくる芸人が増えるにつれ、どんどん階段に並んでいる列が進んでいく。その間紙に芸名やらいろいろ記入する俺。

 

そして時間が経ち、ついにやっと5階漫才劇場ロビーについた。かれこれこの過酷な環境で1時間以上経過している。やっとや。やっと長いクソみたいなエントリーがもう終わる。

 

すると

 

 

よしもと社員「はい。エントリーはこれで今日終了です。」

 

 

 

は?マジで言うてる?

 

いやいやいや、嘘やん….。1時間以上も過酷な条件で並んでそれが全て水の泡…..。

周りの同期達も唖然としている。

 

 

マジで時間返せやボケ!!という気持ちと同時に、良かったUP TO YOUに出なくて済んだという情けない安心感も生まれた。

 

いやむしろその情けない安心感の方が強いかも…..。

 

でもエントリーはまた2週間後くらいにあるので、本当にその場しのぎというか、初UP TO YOUまでの期間が少し伸びただけっていう。

 

そして終わってから気づいたが、事前のメールにはエントリー開始11:00と書いてあったが、正確にはエントリーを受け付けるのが11:00からなので、皆その1時間前に来て、10:00時らへんですでに並んでいるのである。

 

なので今回メールの時間通りに来てしまったため、僕はエントリーから漏れてしまった。

 

 

心身共に疲弊しきった僕はいつも通り1人カラオケでストレスを発散していた。するといきなり1通のメールが届く。

 

 

 

「同期の○○やけど、今からちょっとお笑いのこと話さへん?」

 

 

 

解散している同期からメールが来た….。このタイミングでこの感じは100%コンビ組もう的な話やろ…..。

 

続く!!

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