どうも!ニーコロです!
本日はついについに我慢の限界が来て、最悪の相方に解散を告げるお話です。
(前回の記事をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ↓)
【第29話】我慢の限界。最悪の相方に解散を告げる。
前回初のUP TO YOUに挑み、この世の地獄を見た僕たち。しかしその2週間後にはまたライブがあり、すぐにネタ合わせをしなければいけない。
僕たちは前回の結果を踏まえて、次のネタは前とはネタの構成をがらりと変え、わかりやすく言うとテンポのいいザ・漫才チックな漫才をしようとしていた、それもそのはず、前回ライブ終わりダメ出しで作家にこう言われた。
「お客さんがついてこれんかったなあ」
ついて来る?ついて来ない?ようわからん。どういうこと? 僕らの漫才の話について来れなかったってこと?
ようわからんけど、とりあえずお客さんが理解できるようにもっとわかりやすくしようと勝手に解釈した。
分かりやすさを重視するからこそ、違和感を感じるくらい実際の自分とは剥離するネタを作った。
今までこんなオーソドックスでスタンダードな漫才はしたことないし、こんなに漫才中に動くのも初めて、NSC時代の僕だったらこんなネタ絶対自分のプライドが許さない。
でも前回地獄を見たからこそ、一旦自分たちがやりたいものは封印して、とりあえず結果が少しでも出そうなスタイルにしていこうと思った。
そしてあっという間に2週間たちライブ当日になった。
この日のライブはMEKKEMONというライブでUP TO YOUと異なり、順位や作家のダメ出しのないただのライブ。つまりここでネタをおろしてお客さんの反応を見て今後のネタ作りの参考にしていくそんな感じのライブ。
そしてあっという間にライブが始まり、あっという間に僕らの出番が来て、あっという間にライブは終わった。
結論から言うと前回の地獄よりかはマシだった。ほんの少しだけウケた部分もあった。
少しだけ小さな光が見えたのかな?いや光にしては小さすぎる……。全然喜べる内容ではない。ただただ前回よりはマシだったたったそれだけの話。
この結果を踏まえて相方はこれからは2人でネタを作っていこうと提案してきた。
それを承諾した僕は後日アメリカ村のマクドナルドで相方とネタ作りをするが、いかんせん今まで一人でネタを作ってきたため、中々思うようにネタ作りが進まなかった。
結局何もネタを作れず解散。
そんなこんやで、相変わらず大嫌いな相方と喧嘩しあう日々。
ある日、相方がさすがに一線を越えるようなからかいをしてきた。さすがにもうこいつだけは絶対許せない。マジでブチ〇したい。
もう限界だ。解散。
僕はもう無理。解散すると相方に告げた。
すると相方はハッとなったのか急に解散だけはしたくないとのことを伝えてきた。
相方「解散って言葉は簡単に出したらアカンって!!俺もお前もピンで相方おらんかった時ほんましんどかったやんか。」
がしかしもう僕の中で答えは出ている。こいつの顔は2度と見たくない。絶対にこいつだけは許さない。
絶対に解散すると告げた。
すると
相方「もうええよ。わかったよ。俺は絶対辞めんから。絶対に。何が何でも絶対に売れたるから。マジで。」
さらにここで追い打ちをかけるように、相方が性格の悪さを出してくる。
相方「辞めるんやったら、今すぐよしもとにメール送れよ。この場で。辞めますって。ええな。」
最後の最後までとにかく嫌な奴。しかしなんだかんだメールはこの場で送らなかった。
こうして我々コンビは約2か月ほどで解散。
結局こいつとはやっぱ失敗だったんだなーってつくづく思う。あの時の直感は間違ってなかったと。
で今後だけど、もうお笑いもいいやって感じ。結果こうやって解散もしてピンになったわけであって、かといってピンでやる勇気、根性も僕にはない。
ライブ独特のあの雰囲気もめっちゃ嫌だし、社交性もないから他の芸人と仲良くも出来んし、
やっぱ向いてなかったんだよ。この世界は。
はいはい、もうやーめた。
続く!!
コメント
元相方さん、イタすぎて端から見ると逆におもろいですね(笑)
今も現役でやってる芸人さんなのかな?オーディションライブで見たことあったりして・・
いつもコメントありがとうございます!。いずれ物語に書きますけど、彼は結局それ以降舞台に一度も立ちませんでした(笑)だから余計に腹が立ちます…..。口だけ過ぎるんで。
続きが気になります!
あとおすすめの本や映画なども紹介してほしいです笑
コメントありがとうございます!なるべく早く続き書くようにするので少々お待ちください!
オススメの映画や本というのはお笑い関連でしょうか?それとも私ニーコロ自身の好きな映画や本でしょうか?