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【第4話】NSC大阪での不安募る初回授業は自己紹介!?一体何をするんだ!?

俺の芸人物語
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どうも!ニーコロです!

 

今回はタイトルの通りNSC大阪での初回授業の時の話です。


その内容がスケジュールに自己紹介とだけ書かれていて、授業が内容が全く分からず、ただただ不安でNSCに行った時の話です。

第3話をまだ見ていない方はこちらからどうぞ↓

【第3話】大阪NSCの入学式帰りにコンビ入学の同期に話しかける!!
今回も俺の芸人物語第3話を執筆していきたいと思います! タイトルが同期に話かけるってなんやねん!!って自分でも思いましたが、 当ブログではとにかくリアルを書いていきたいので、このように細かーい部分も物語として書いていきます! というわけで始まるよー!!


というわけで始まり始まり!

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NSC大阪での不安すぎる初回授業は自己紹介!!一体何をするのか?

ついに本格的に本日から戦いが始まろうとしていた。

 

だがオリエンテーションでもらったスケージュールには、

本日の授業は「自己紹介」とのみ書かれていた。

 

自己紹介っていったいなんだ?何をするんだ?おびただしい同期の前で自己紹介をするのか?

 

でもここはお笑い養成所だから面白い一発ギャグとかおもしろ自己紹介をしなければいけないのか?

 

不安が募る….。

 

お笑い芸人を目指しておきながら、昔から学生時代から皆の前で何かを発表するというのが一番苦手だった。

 

新学期の自己紹介や、一分間スピーチや授業で自分で調べた何かの発表等

 

何かを皆の前で発表するときの皆のあの視線が怖いのだ。皆の視線が一斉に集まる。あの状況がどうしても無理….



しかも今回はお笑い養成所の自己紹介。


今までの学校で皆の前で発表するのはわけが違う。

 

正直行きたくない……怖い

 

とはいえ一クラス100人いるわけだから、全員が自己紹介するってのは無理があるな…

 

そんな全く詳細がわからぬ謎の授業に対する不安を抱えながら、僕はいつものNSC大阪近くの餃子の王将前に自転車を止め、早く今日の授業が終わるようにと願いながら


NSCのビルに入っていった。

NSCではエレベータと階段があるのだが、今のこの時期は教室前にエレベーターで行くと、ドアが開いた瞬間に通勤ラッシュなみの人口密度が一気に襲ってくる。

 

それだけは避けたいために僕は一人で6階の階段まで登って行く。

 

少しづつ聞こえてくる同期たちの声。もう戻れない….

 

ついに本格的に始まるNSCでの芸人生活。

 

ここから記憶があいまいだが、階段を上って教室の6階につきドアを開けた時、


エレベーター前の待機スペースに教室が開くのを待つたくさんの同期がいたのか?

それとも既に教室が開けられていて、皆エレベーター前ではなく、既に教室にいたのか?

 

あまり覚えていない。

 

ただ一つ覚えているのは、教室に入室するとき

 

大きい声であいさつしないと怒られる、これから自己紹介という謎の授業が始まる不安のせいか

声量はあるが妙に覇気のない挨拶をした。


「おはようございまーす!」

 

大教室に集まる、おびただしい数の同期

 

皆一同、今日の授業一体何をするのか?不安そうな顔をしている。

 

俺だけじゃなかった。皆不安なんだ。そりゃそうだ。


まだ友人がいないので、1人で床を見ながら体操座りでそんなことを考えていると

 

アシスタント「もうすぐ授業始まるから、座ってな!でもっと詰めて」

 

アシスタントの声で一気に空気がピりつく。

 

すごい人口密度だ。頼むから早くみんな辞めてほしい。もっとゆとり持って授業受けたいし、

多すぎてなんか嫌だ。

 

アシスタント「じゃあ授業始めるからみんな立って」

 

ダダダダッ!!!!

 

一斉に起立する僕たちNSC生。

 

アシスタント「じゃあ今日は自己紹介で、講師の先生はけーへんから、社員の○○さんくるから大きい声であいさつな。」

 

NSC生「はいっつ!!」

 

ガチャ。ドアが開き、すたすたと40代くらいの気の強そうな、ザよしもとの社員という感じの社員が入室した。

 

NSC生「おはようございまーーーーーっす!!!!」


ここは軍隊なのか?それくらいの覇気と気合と根性の混じった軍人顔負けの挨拶が飛ぶ。

 

社員「おはよう。今日は自己紹介やから。あとはアシスタントの二人にまかせるから。」

 

顔色一つ変えず、淡々と挨拶をし、アシスタントにバトンタッチする女社員。


マイクを持ち、アシスタント2人が前に出る。

 

アシスタント「まだ多いな(笑)もう誰か辞めたりしてんの?」

皆に問いかけつつ、場の空気をほぐそうしてるのかそれとも本音なのかよくわからない。


アシスタント2「あっでも1日目で辞めた人いるらしいで。」

アシスタント「はやいな!!まあ夏にはごっそりいなくなるから(笑)」


信じられなかった。もう辞めた人がいるのか?

ありえん。40万が一気に無駄になったわけだ。

そいつらは何の覚悟で入学してきたのか?

 

てか1日目で辞めた人がいるなら、ほんとうに一年後どうなるの?


そんな不安とは別に、軽快な口調で授業を進めるアシスタントたち

 

アシスタント「今日は自己紹介で今座ってる隣の人と大体十五秒で漫才をやってもらうから」

 

ま、漫才!?まじかよ….。

 

漫才なんかしたことないし、え、ええ、え、自己紹介ちゃうやん……

 

続く!!

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